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りつ(リフレクソロジスト)

もともと声帯が弱くて、大きな声を出すとノドを痛める事が多かったのです。

バリオに行き始めて一年半足らずですが、最初はノドを鍛えて、大きな声が楽に出れば良いと、ごく単純な動機だったのです。

レッスンを続けているうちに、高温と低音の枠がどんどん広がり、カラオケでも今まで歌えなかった歌が楽に歌えるようになり、仲間から急に上手くなったと不思議がられました。

それだけでも私には充分だったのですが、バリオの目指しているのは、そこではないという事にだんだん気付かされるようになりました。

声の幅を広げるには、ノドを緊張させず腹筋を使って、呼吸を音にしていくのですが、大きな声とか歌ではなく、普段話す声をこの技法で出せるようになる事が目的なのではないかと、私は思っています。

性格的に気持ちを表に出すことが苦手だったのですが、ノドの緊張を解く事で、自然に柔らかな声が出て、必要以上に緊張する事がなくなって来たように思います。

友達から「声が落ち着いてやわらかくなった」と言われた時はとても嬉しく思いました。

60才を前にして人の体を癒すことの喜びを知り、リフレクソロジストの道に入って2年、心と体の結びつきを毎日考えています。

そこに声が加わり、互に影響し合う人間というものの不思議さ、大切さをしみじみと感じます。

眠っている体本来の力を引き出していく、それが上手く出来たら、きっと幸せになれると思います。





 
 
 


 

 
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